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つくばのアナログラジオ制作ワークショップ

ー いまどき、だからアナログラジオで遊ぶ。 ー
2019-06-01 Sat.​ 10:00 - 15:30

慌ただしい日常からちょっとだけ離れ、世界を電波で観てみませんか?

製作するラジオは、空中の電波の力だけで音が鳴ります。
だから電池も音量調節もありません。

単純な構造なので、初心者やお子さまでも十分に製作できます。
それでも導線を巻くところからはんだ付け、木工まで、1日かけてほぼ自作します。
ひとつずつ取組みましょう。技術者たちがサポートします。

全ての回路が繋がった瞬間、突然自分のラジオから音が鳴り始めます。
市販ラジオとは違い、感じる音の大きさはそこに飛び交う電波の強さです。
もっと電波を捕まえに、美しい里山をラジオで探検に出かけます。

この感動は、きっと忘れられないものになるでしょう。

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自分で作った望遠鏡で輝く月面を見た

望遠鏡が完成した家族の記念写真 プロジェクト
2018年11月23日、つくば六斗の森キャンプ場でお月見イベントを開催しました。

望遠鏡制作を通して、家族のつながりを感じた一日

キャンプ場の日暮れ

日暮れにはご飯をいただいて、地元の方々と星空観察をする予定でした。しかし望遠鏡制作が終わりません。

そろそろ夕ご飯にしないと、地元の方が星空観察会に来ちゃうからなあ、
と既に予定時間を超過した望遠鏡制作を中止していただこうとホールに入りました。

ところがそこには、「絶対に完成させる!」と参加家族の熱気が、
夕暮れのキャンプ場ホールの中にムンムン漂っていました。
未就学児から大人まで「次は何やる?」「ここ持ってて!」と
家族が役割を分担して団結しています。

この家族のつながりが、むしろ心に残る体験になるに違いない。
思い切ってスケジュールを変更しました。

そして地元の方が観察場所に向かった後、いよいよ参加者から
「できた!」「完成~」あちこちから声が上がりました。
初めてのチャレンジ。みなさん、やり切りましたね!

まずは実験で望遠鏡の原理を学び、いよいよ制作に

望遠鏡の原理を実験中

虫メガネを組合せて日光をスクリーンに投影します。丁度焦点を合わせて望遠鏡の原理を確かめます。

イベントの最初は、虫メガネを使って望遠鏡の原理を学ぶ実験でした。
ホールに差し込む日光を、虫メガネ2本を縦に並べてスクリーンに当てます。
丁度焦点が合ったとき、スクリーンには風景が逆さまに映ります。
一瞬、「ほんとだー!」と歓声が上がります。
オカムラさんに「これさえできれば、望遠鏡は作れます」と言われて納得です。

親子で竹を切断中

三脚の脚にする真竹をのこぎりで切断しています。真剣なお顔が印象的です。

早速、制作に入ります。
三脚の脚は、6本の真竹です。
これを節に合わせて3本の長尺からのこぎりで同じ長さに切り出します。
12カットはなかなかの作業量。
「なかなか進まないよう」と嘆いていた子も、
「大きく引いて!」とカルロスさんやスノーマンさんに励まされ、
ざくざく切れるようになりました。

望遠鏡1台ごとに設けた作業台の間では、
道具のやりとりや部品の組み方を教え合う関係が、自然にできてきました。
ものづくりは人をつなぐのですね。魔法のようです。

お釜で炊くご飯と地元野菜の芋煮鍋は格別の味

ご飯をお釜で炊く様子

農家のコバヤシさんからお借りしたお釜です。ふっくら甘いご飯が炊きあがりました。

ご飯はお釜をお借りして、農家のコバヤシさんに炊き方を指導していただきました。
ガンガンに薪を燃やして、豪快に3㎏のお米を炊き上げます。
ご飯を炊き芋煮鍋を作るというありふれた作業にも、非日常がありました。
ホントは参加者にも体験していただきたかったのですが、少し残念です。

それでも望遠鏡が完成した後にはしっとりふんわりした甘いご飯と、
前日に近くの中泉さんの畑で収穫したばかりの野菜を使った、
大鍋の芋煮をいただきました。
「おいしかったよー」子ども達もおかわりして、大量の食材がほぼ完食です。
コバヤシさんにもすぐに感想をお伝えしました。
「いがったなあ(よかったなあ)」とのことですよ!

自分の力で見た思いがけない月の姿

満月の写真

望遠鏡で観る月はいつもとは違う姿を見せてくれます。(この写真は別の日に今回自作したものと異なる望遠鏡で撮影したものです)

自作の望遠鏡を携えてキャンプ場の下の観察場所に着いた頃には、
空はかなりの雲量でした。
まずは遠くの街頭を望遠鏡の視野に入れて、焦点距離を合わせます。
そのまま今度は、雲の隙間から時折顔を覗かせる月面を入れます。

月面が入った時、みなさん「おお!」と月面の大きさや姿かたちにびっくりします。
天体望遠鏡を使うと、見慣れた月がいつもとは全く違う姿をみせてくれるのです。
インターネットでいくらでも画像がダウンロードできる時代であっても、
自分の力で生で見る月面の銀色に輝く姿は、また特別でした。

後から知ったのですがこの日の満月は、
「この世をば 我が世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思へば」
と藤原道長が詠んだ丁度1000年後のものだったそうです。

そんな一夜に家族がひとつの目標に取り組んだ、世界に一台の天体望遠鏡で観る月面。
お楽しみいただけたでしょうか?

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